アグネス・チャンの『スタンフォード大に三人の息子を合格させた50の教育法』という本。
インパクト大なタイトルが気になって買いました!
読んでみると・・・
「どんな受験勉強をさせたか」ではなく、「どんな子育てをして子どもの能力を伸ばしてきたか」が分かりやすく書かれていて、幼児を育てている私にもとても参考になりました。
『スタンフォード大に三人の息子を合格させた50の教育法』の感想を書きます!
スタンフォード大に三人の息子を合格させた50の教育法 [ アグネス・チャン ] 価格:1,540円 |
『スタンフォード大に三人の息子を合格させた50の教育法』ってどんな本?
「50の教育法」とタイトルにあるように、育児、教育に関する話が50項目に分けてつづられています。
254ページ分、内容は幼少期から、大学受験に関することまで多岐にわたります。
『スタンフォード大に三人の息子を合格させた50の教育法』にはどんなことが書いてあるの?
とにかく子ども優先
買い物は生協、洋服はネット通販、美容院はカットのみ。子どもと過ごすための時間を可能な限り捻出。
ダメなことをした時はとことん説教
長男が嘘をついた時に(テストの点数が悪かった時に、まだ返ってきてないと言ったそう。可愛い…)8時間(!)笑いあり涙ありの説教をした。
次男、三男もそれぞれ同じようなお説教体験あり。
よく観察し才能を伸ばす
料理に興味を示した時に、面倒がらずにやりたいと言ったことをさせた。その結果、今では料理マニアになった。
迷ったときは、一番険しい道を選ぶ
難しい道を選ぶことは、努力をすること、自分を高めることにつながる。
規則正しい生活よりも大切なこと
いろいろな体験をすることで脳に刺激を。バスで遠くの公園に行く、いろんな味のものを食べさせる。
ひらがなの覚えさせ方
大きな紙に大きく「あ」と書き、同じ紙に小さくありの絵を描く。ありの「あ」と教え、覚えた頃に部屋の端に紙を貼る。文字を読ませて分からなければ走っていって絵を見ることを繰り返すと体で覚える。
恋愛も大切
恋愛は一つの社会経験。相手を大事にすることを学ぶ。
まとめ
たくさんあるエピソードのうち、特に印象的だったことに触れましたが、
とにかく、学力うんぬんよりも、子どもを愛すること、その気持ちを言葉でも行動でも表すことの大切さを教えてもらった気がします。
私は、完全に洗脳されて(なんせ単純なもんで)、娘たちには毎日気持ち悪いほど「大好きだよ」「生まれてきてくれて幸せだよ」などなど言っています。
でも、子どもが親に愛されて嬉しくない理由なんてありますか?
子どもと一緒にどんなことをするか。
親の工夫次第で子どもは楽しい生活ができるんだと。
自分たちにかかっているんだと。
スタンフォード大学に入学するための具体的な方法よりも、もっと大切な心の持ちようを教えてくれる本です。
時々読み返しては気合いを入れています。
この記事を書くためにまた読み返したので明日も頑張れそう!
全力で子育てしたいけど、最近ちょっと頑張れてないなって人は読んでみてくださいね。
スタンフォード大に三人の息子を合格させた50の教育法 [ アグネス・チャン ] 価格:1,540円 |