賢い子の親って、どんな親なんだろう？と思いませんか。
この記事では、元塾講師の私が、子どもの学力と保護者の特徴の関係について書きたいと思います。今回は公立中学に在籍する生徒（高校受験コース）の保護者についてです。なお、統計をとったわけでも、アンケートをしたわけでもなく、ごくごく個人的な感想です。
高校受験をする中学生の保護者の印象
公立トップ校に進学する子の親
謙虚。大らかそう（に少なくとも対外的にはしている、常識的）な人が多い（成績が良いと余裕があるのか？）
ニコニコとお弁当を持ってくる
兄弟、姉妹で成績が優秀な場合が多い（どちらかのみの成績が振るわない場合、早めに私立を考えることが多い。公立をチャレンジせず、単願にすることでできるだけ偏差値の高い学校に行かせるため。→個人的には良い選択だと感じるのだが、何より親が子どもの学力、性格を把握して進路を考えている点が素晴らしい）
私立トップ校の受験を希望する子の親
きっちりとしており、親自身から野心があふれ出ている（プライド高め？）
※ここでいう私立トップ校というのは、公立トップ校を受験する多くの生徒が併願する難関私立高校ではなく、難関中高一貫校への編入など
公立２番手校に進学する子の親
公立トップ校に進学する子の親タイプ（大らかタイプ）とヒステリックに勉強させる系タイプに分かれる。
ヒステリック系はゴリゴリ勉強させて上位校に行かせたがるが、たいてい成績的に２番手校（以下）に落ち着く。
成績下位層の親
子ども（の勉強）への関心が低い場合ある。
保護者懇談への参加率が低く、電話懇談になりがち・・・
だが、話してみると意外と話が弾むことがある。純粋にお仕事などなど忙しくて子どもの勉強のサポートどころじゃないんだなぁと思うことも多い。
まとめ
いかがでしたか？あなたは、あなたのご両親はどんなタイプでしょうか？
学力が高い子どもは
親に厳しく勉強しなさいと言われたから勉強している場合より
親が勉強する環境（雰囲気）を作っているから勉強している場合が多いです。
まぁ、普通に考えればわかりますが、ゲームし放題、テレビ見放題では成績は上がりません。受験生でそれができる環境はアウトですよね。
一方で、上位クラスでもたいていの親は「なかなか勉強しないんです」とはおっしゃいます。
親としては、環境を作りつつしっかりとサポートする（見張る）ことが大切です。
あと、あまり書きたくないのですが・・・
「子どもにやる気がないんです！もっとうちの子に勉強させてください！ぎゃー！」っていうタイプのお母さん。時々いらっしゃいます。正直ね、子どもにとっては相当迷惑だと思います。
でも、成績が安定しない生徒にとっては結構このお母さんのお電話は効果があります。
なんでって、塾講師も人間ですからね。文句を言われるのは嫌なんですよね。それもしょっちゅう。そりゃ、ちょっと気をつけてお子さん見させてもらいますわ・・・
てな感じで、意外と手厚く（？）見てもらえていたりします。
ま、どうか、お手柔らかにお願いしますね。
