「てんつなぎ」って知っていますか?
番号がふられた点を1から順に線でつないでいくと、絵が完成するパズルのようなものです。
数字に親しむことができるととともに、運筆の練習にもなります。
無料でダウンロードできるものもありますが、気になる本を見つけたので買ってみました。
『わざわざ買いたい!!!てんつなぎ』の感想を書きます!
『わざわざ買いたい!てんつなぎ』ってどんな本?
幼児から高齢者まで楽しめる「線をつなぐと驚異の展開」+「圧倒的な芸術センス」のてんつなぎの本。
手指を動かす練習、認識力強化、没頭して現実逃避する役に立つというものです。
問題は全部で40個。見開き1ページで1枚の絵ができあがる問題がそのうち5つあり、最後に縮小版のこたえもついています。
てんの数は
10→15→20→25→30→50→70→90→100
と徐々に増え、レベルアップしていきます。
完成する絵はすべて「生き物」です。
『わざわざ買いたい!てんつなぎ』を実際にやってみた
我が家では、4歳の娘用にこの本を買いました。
まだ、数を数えるときに数字をとばしてしまったり順番が入れ替わってしまったりすることがあるので横についてやっています。そして分かったのは・・・
10以上の数、20以上の数も1の位の数字が「1〜9」の順に並んでいることにようやく気付いたらしい!
ということ。これまで、数字の表を見せてもいまいちピンと来ていなかったようなのですが、声に出しながら数字を順にたどる経験を繰り返したことで理解が進んだようです。
全ページカラーで背景がきれい なのもうれしいようで、点の数に関係なく「これもやりたい・・・」と自分から言うので、買ってよかったと思います。
ただ(小さい声)、
はじめの方(15題目まで)は、数字の数が少ないためにすべての点をつないでも絵柄の一部分にしかならないので、あまりやりがいがないようです。
また、幼児がするには絵が芸術的すぎる気もします。(雑につないだらもったいない・・・私がやりたい・・・)お値段も一般的な幼児ワーク(約700円)よりもほんの少し高めです。
そうはいっても、後半は本当に素晴らしい芸術作品が出来上がるので、大人でも十分楽しめる一冊。
幼児でもできるけど、小学生以上も大いに楽しめる1冊。時間がたっぷりある時に楽しんでみてはいかがでしょうか。